2017年4月19日水曜日

力を誇示したがる男たち

夫がまた怒りを爆発させた。またまたお風呂にカビが生えていると騒ぎ出した。寝ている私の部屋に裸で来て、シャンプー台や洗面器を床に放り投げた。

「明日、綺麗にしておくよ~」

と私が答えても怒りが収まらないようだ。いつまでも大声で怒鳴っている。毎度のことなので、私はいつもと変わらず穏やかに心を保つ。

怒鳴り散らす人のそばで、穏やかに寝ていられるのって、我ながらすごいと思う。これも夫が鍛えてくれたお陰だ。夫は結婚前から怒る人だった。自分の感情がコントロール出来ないのだ。それに気づいていたけど、私は夫と結婚した。結婚を焦っていたから(笑)。

カビぐらいで死にはしない。そうやって怒りを爆発させることの方が、よっぽど体には悪い。怒るということは自分の身体の中に毒を吐いているようなものだ。怒りをぶつけて相手に害を与えたと思っているけど、本当は自分に害を与えているのだ。

何か要望があるのなら、穏やかに伝えれば済む話だ。相手が「解った」と了解すればそれで解決する。どうして怒る必要があるのだろうか?

案の定、持病を持つ夫は、翌日いつもより一層体調が悪そうだった。怒りを爆発させた翌日は、必ず体調が悪くなる。私はその関係に前から気づいていたけど、夫は気づいていないようだ。

私がそれを指摘しても、きっと夫は聴こうとしない。腹を立てるだろう。人は不都合なことは聴きたくないのだ。だから自分の経験から悟るしかない。

その怒り、本当に自分の身体を害してまでも、相手にぶつける価値があるのか、よく考えた方がいい。自分の身体を害してまでも、怒らなければならないことは、そう多くはないだろう。

もちろん私は翌日、徹底的に風呂場を掃除した(笑)。カビキラーを2本使った。

北の刈り上げ君も、どうにかならないものだろうか。男は支配し力を誇示したがる。女が強くなったとは言え、世の夫の横暴に悩まされている妻も今だ多いだろう。

しかし、闘争と力の誇示に明け暮れている男たちの心の中は、穏やかではない。いつやられるかと緊張を強いられる。そんな外でのストレスが、男の日頃の怒りを誰かにぶつけさせる。いつも被害を被るのは女や子供たちといった弱者だ。

しかし、心穏やかでいよう。どんな時も。心の平安を保っていられるのが、何よりの宝だ。それは自分の身体を健康に保ってくれる。怒りをぶつけ合うより、結局はその方がお得だ。

平安を知らない、血気盛んな男たちはお気の毒である。いつか自爆するのではないかと思う。自分で吐いた毒ゆえに。

それまでは、我々弱者は心穏やかに自分の身を守ろう。少しでも被害を被らないように。

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