2017年4月21日金曜日

怖がる人の所に災難はやって来る

私の夫は超ネガティブな人だ。何でも悪く考え悪いものを探す。私のことも、いつも欠点ばかり見つけては怒って責める。私の良い所は、夫には見えないようだ。夫にとって良いことは特別なことではなく、当たり前のことなのだ。良くて当たり前、悪ければ怒るという訳だ。

夫はテレビで視ることや世の中のことも、いつも悪口を言っている。外を歩けば、出会う人のことを悪く言う。「なんで俺がこんな思いをしなくてはならないんだ」って。「なんで俺が」じゃなくて、「なんで俺様が」の言い間違いだろうと私は思う。

物事を何でも悪く予想して、対策を立てるのが夫のやり方だ。先回りして対策すれば、悪いことが避けられる。ネガティブな人は用意がいい。ポジティブな人は世の中を甘く考える。

私もその点は夫を見習い、悪いことが起きないようによく調べて、万全の対策を講じる。そして自分で大丈夫だと確信すれば、それ以上思い悩まない。

ところが、私が大丈夫だと確信したことにも、夫は「大丈夫ではない」と口を出してくる。ネガティブにもほどがある。私はもう相手にしないようにする。だって、自分で大丈夫だと確信したことは、私も自信があるからだ。

夫は常に悪い点を見つけ、悪いことを恐れ、悪いことが起きないように動き回っている。時にはその為に私にああしろこうしろと命令する。夫の不要な心配にまで付き合うのは骨が折れる。でもそうしないと夫が怒るから。思い通りにこの世の恐怖が解決できなければ、夫は激怒する。

夫のように、いつも恐れと怒りの感情に心が支配されていれば、休まる暇はないだろう。夫は私と結婚するとすぐに難病になり、その後も大病になった。

しかし、夫は自分の心の持ち方に原因があるとは思っていない。自分にストレスを与える周りの人や環境のせいだと思っている。でも、周りの人や環境を自分の思い通りにするのは大変だ。自分の心の持ち方を変える方が早い。

笑うと免疫効果が上がるという話をよく聞く。笑うと健康になるのだ。逆に怒ることは自分の身体に毒を吐くようなもので、怒ると病気になりやすい。

そう言えば、夫が大笑いをしている姿はあまり見たことがない。夫が仕事から帰宅して視るテレビ番組は、いつも事件現場の特番かニュースだ。きっと世の中の悪を勉強しているのだろう。そして悪から被害を受けないように対策しているに違いない。

対策はほどほどに、大丈夫だと思ったらそれ以上心配しない。そしてお笑い番組を視ては大笑いしている私はとっても健康である。

病気にならないように細心の注意を払い、世の中の悪に巻き込まれないように常に防御する人に限って、病気になったり悪いことに巻き込まれるのは皮肉なことである。

多分、「戦争反対ー!」って叫ぶ人より、美味しい物でも食べて、大笑いして楽しく生きる人たちの方が幸せになれる。今、既に幸せなのだ。そうやって、みんなが幸せに生きていれば、戦争をする必要もなくなるだろう。

コワイコワイと騒ぐ人たちの所に、災難はやってくるものである。隣国が不穏な状況になっているが、我々はほどほどに対策したらのんびり気楽に過ごすが良い。

昔、私はドッジボールが嫌いだった。ボールを当てられると思って逃げると、必ず当てられるからだ。だって、私は背中を見せて逃げていたんだもん。逃げる時はボールの動きを見ないとね。

そうやって笑いながら逃げていたら、ドッジボールはもっと楽しいものになっていただろう。人生を生きることも同様である。