2017年4月10日月曜日

男は「力」が大切と考え、女は「愛」が大切と考える

女性の多くは「愛」が大切だと考えるだろう。愛したい、愛されたい。愛し合うことこそが至上の喜びである。これに勝る幸せがあるだろうか。

ところが、男の人はそう考えてはいないようだ。そもそも男性が「愛」を大切に思うことがあるのだろうか。男性にとっては「愛」とか「愛情」などは興味がない言葉のようだ。

夫に、

「どういう時に一番幸せを感じる?」

って聞いてみたことがある。すると

「みんなが言うことを聞いてくれた時」

という答えが返ってきた。いかにも支配的な答えである。私は

「それ、歪んでるよ」

と呆れて言った。すると夫は

「そうか?」

と自分の答えたことが、何もおかしいとは思わないようだった。

昔、書いていたブログで、愛至上主義の私はいつも

「愛が大切、愛したり愛されることが何よりも幸せなこと」

と記事の中で連呼していた。するとコメント仲間の男性から

「女性は愛が大切だと言いますけど、男にとっては「達成感」なんですよ。男は何かを達成した時に、一番幸せを感じるものなんです。」

というコメントがついた。へぇー、男にとっては愛が一番大切じゃないんだ、と私は驚いた。もちろん私は男も愛を大切にしているものとばかり思っていた。

男にとって達成感が大切だということは、達成できた自分に力を確信するということだ。夫が「みんなが言うことを聞いてくれた時に幸せを感じる」と言っているのも、自分に周りを支配する力を感じるということだ。

つまり、男にとって一番大切なのは「力」なのだ。お金や地位や権力や能力は全て力である。力さえあれば、周りのものを思い通りに出来る。世の中を動かしたり、人の心さえ自由に出来るのだ。だから、男は「力」を一番大切だと考え、力を得ることに躍起になる。

女性はもっと感情的だ。幸せになる為に力を得ようとは思わない。五感で楽しめるのはそれを愛しているからだし、人を大切にするのも愛しているから。良いものを与えられるのは愛されていることだし、人から大切にされているのも愛されているから。愛したり愛されていると感じる時に、幸せを「感じる」のだ。

誰かを思いやり慈しむのは愛しているから。誰かの役に立とうとするのは喜んでほしいから。そして人を幸せにしたいのと同じく、自分も幸せにしてほしいと望む。互いにそうするのが愛であり幸せなのだ。

しかし、男性が欲しがる力や支配といったものは、一方的だ。強いもので力づくで相手を従わせる。そして欲しいものを得る。そこに愛はあるの?

例え相手が力に屈して従ったとしても、それは力に従っただけで、決して愛情からではない。男性は愛情は欲しくないのだろうか?相手が従うのは男性の持つ力を愛しているだけなのだ。男性自身を愛しているのではない。それでも相手が従ってくれて、自分の思い通りになれば満足なのだろうか。

男は力を求め、女は愛を求める。男は力を持ち世を従えることに幸せを感じ、女は互いに慈しみ合い愛し合うことを幸せだと思う。

男女ではそもそもの求めているものが違うのだ。これではお互いに相手を幸せにすることは不可能だろう。

男性にとって、女性は従うべきものなのだ。中には女性を大切にする男性もいるが、それはどこか女々しく感じるのだろう。女からみると、女性を大切にしてくれる男性ほど魅力的なものはないのだが。

まぁ、どちらかと言うと、女性は女王蜂で、男には働き蜂であってほしい。そうやって女性を敬い大切に扱ってほしいのだ。

あれ?それじゃ女が男を支配しているのと変わらないって?いや、それは支配しているのではないのだ。愛されているのだ(笑)。

だって、それは女が力づくで男を従えているのではない。男が自らそうしているのだ。それを愛と呼ぶ。

男は王様で女を召使いにしたいのだろう。それを力で支配によってそうしたい。でも女は支配などで王様に仕えたくはないのだ。女は自ら王様に仕えたい。王様に喜んでほしくて。それを愛と呼ぶ。

強制や支配では愛は得られない。愛は自分の意志で愛するのだ。

でも、結局は男性が最後に欲しいのも「愛」なんじゃないの?男性は「力」や「支配」がまず大切だというけど、結局それを使って手に入れたいのは、やっぱり「愛」なんじゃないかと思う。

それなら、男性もそんな回りくどいことをしないで、最初からストレートに女性を愛すればいいのだ。そうすれば女性は愛することが得意なのだから、男性をすぐに愛するだろう。その方が、力で得る偽物の愛ではなく、本物の愛が得られるのに。

それなのに、男はそうせずに力をまず求め、それから力で愛を得ようとする。そんなやり方で得た愛は本物ではないのに。

なんでかなぁ。男はきっと「愛」よりも「プライド」が大切なのかもね。どうしても女より上にいたいのでしょう。この男女の溝は埋まることはないだろう。